花粉症になると、花粉の飛散状況が気になるので、天気予報をよく見るようになります。
花粉症の原因になる花粉は、遠くから飛んでくるものがあります。
最も有名な杉花粉症の原因物質である杉の木の花粉は、数十キロ先まで飛ぶそうです。
花粉というのは、植物が子孫を残すために飛ばすものです。
生物の子孫を残すための戦略は、実によく設計されており、花粉も天気の状況によって、飛び方が変わってきます。
それゆえ、花粉症の人にとっては、今日が花粉の飛びやすい日なのかどうか、ということが重要になってきます。
花粉の飛びやすい日というのは、最高気温が摂氏15度以上で、湿度が60%以下の日だと言われています。
花粉は水分を吸うと重くなり、遠くに飛ばなくなるため、湿度が高い日にはあまり花粉を出さないそうです。
また、気温が低いと上昇気流が生じないので、これまた遠くに花粉が飛ばせないため、花粉をあまり出さないということです。
こ花粉が飛びやすい日の条件を見ると、花粉症の人以外にとっては、天気が良くてカラッとした心地よい日ですが、花粉症の人にとっては大量の花粉が飛ぶ悲惨な日、ということになります。
花粉の飛びやすい日について知らなかった人は、今後は天気予報を見て、良い天気、でも花粉が飛ぶ日だ、と考えて薬を飲んだり、マスクをしたりしてください。